メンバー：アカデミック・シェイクスピア・カンパニー／オフィシャルサイト

鈴木　麻矢（すずき　まや）

ＡＳＣ創立メンバー。神奈川県生まれ。女優。舞踊家。ダンス講師(バレエ・タップ・ヒップホップ）。

クラシックバレエダンサー鈴木寿雄を父に持ち、３歳よりレッスンを開始。１３歳からの３年間は、谷桃子バレエ団に在籍。さらに、ジャズ＆ヒップホップ界でも活躍。１６歳より日本タップダンス界のパイオニア中野ブラザーズ氏に師事、１８歳からは藤井真梨子氏に師事。藤井氏の助手も務め、数多くの芸能人にタップダンスの個人レッスンを行う。タップミュージカル「ステッピングアウト」（1993年アートスフィア）「Lady Be Good」（1994年東宝）などでは振付補佐も担当し、数々の舞台に携わる。

音楽活動も精力的に展開。キティレコードを通し、原宿ルイード、渋谷TAKE OFF 7などでのライブ活動で人気を博す。女優としても数々のミュージカル、ダンスパフォーマンスに出演、東京ならびに全国ツアーを行うなどその表現活動は多岐に及ぶ。

さらに自らの芸域を拡げるべく、ＡＳＣの創立に参加。ジュリエットなどのヒロイン役はもちろん、「夏の夜の夢」のボトムなどの道化役、さらに同一作品においてヒロインと道化役を同時にこなすその多彩な演技は秀逸。「ハムレット」にいたっては、オフィーリアとガートルード、ホレーシオに墓堀りの４役をこなし、観客を驚かせた。
※下記参照【同時に演じたシェイクスピアの主な登場人物　鈴木麻矢】

子どもたちの情操教育にも尽力している。１９９８年より「バレエ・スタジオ・PLANÉ」にて講師を務めるほか、文化庁「子どものための優れた舞台芸術体験事業」（旧：学校への芸術家等派遣事業）に参加し、小中校授業でのダンス指導や高校ダンス部のコーチ、演技ならびにダンスワークショップの講師など青少年育成にも積極的につとめている。

小学校３年生の長女を筆頭に、１年生の長男、満３歳の次女をもつ３児の母。夫は、彩乃木崇之。

【同時に演じたシェイクスピアの主な登場人物　鈴木麻矢】

オフィーリア／ガートルード／ホレーシオ／墓掘り「ハムレット」
マクベス夫人／マルカム／門番／魔女「マクベス」
エミリア／ロダリーゴー／ビアンカ「オセロー」
道化／コーディリア「リア王」
エリザベス／ケーツビー／暗殺者「リチャード三世」
ビアンカ／グルーミオ「じゃじゃ馬ならし」
ヒーロー／夜番「から騒ぎ」

【単独で演じたヒロインと道化役】

ジュリエット「ロミオとジュリエット」
ヴァイオラ「十二夜」
イザベラ「メジャーフォーメジャー」（尺には尺を）
ボトム「夏の夜の夢」

【主なミュージカル作品】

「私のあしながおじさん」「トラップ一家物語」「源氏物語」「ヤマトタケル」など